東日本大震災 3日目 個人的な行動指針

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東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)について、「なんとかしたい」 と思っている。

「なんとかする」から協力して という連絡を受ける。

そういった素晴らしい仲間がまわりにもたくさんいるのをたいへん誇らしく思う。

けれども、「なんとかしたい」と「なんとかする」の行動決定の哲学において個人的な見解が違う場合も多々あると思う。

ので、考えた上でどうするかの個人見解を載せておく。

自分について

健康な男 36歳、妻帯者、4歳、2歳、0歳の子供と、新宿区に在住、勤務地も新宿です。自転車通勤です。

被災も住宅および勤務地の停電およびライフラインのトラブルはこれまでありません。

家族を持つものの当然の努めとしての食料備蓄なども事前準備してあるので、当面の生活に困ることはありません。

条件がいろいろ違うので、多少、偏った見解になっていることを認めます。

ボランティア活動の現地入りについて

アウトドアで遊びほうけていたので、おそらく、一般市民の方よりは、現地で活躍できると自負していますが、今は行きません。
なぜなら、家の備蓄を持ち出して、1〜2週間程度の自力援助活動が可能ですが、それ以降は、避難されている方と同様、外部からの食糧補給が必要になります。水に至っては、もっても3日程度、でしょう。避難されている方の貴重な水を奪うわけにはいきません。
自衛官など自力で食料、水そして通信を確保できるプロフェッショナル以外は少なくとも、食糧、水の補給がしっかりしてから現地入りすべきです。

おそらくないでしょうが、NHKを除く、公の機関(自治体や政府、自衛隊、赤十字)から要請があった場合に限り駆けつけます。

その場合には、衛星電話とソーラーパネルなどの電源を持ち込んで、被災地にワイヤレスアクセスポイントを設置しようかと思います。

援助物資について

援助物資を集めて送るという支援方法ですが、もし、あなたが、同じ規格の必要とされているモノを大量に(最小ロットは100ぐらいだろう)持っているならば、送ってもいいかもしれません。ただし、その場合も何処にどうやって送るかは、プロフェッショナルに任せるべきです。
個人的な規格が揃っていないモノは、現場でさらに仕分け作業が必要になります。
「テント、寝袋などを送って!」
と頼まれますが、また、限られた輸送路を使うことになるので、他の輸送の妨げになるかもしれません。

今後、事態が収束してくれば、個人的な物品も必要な所に必要なぶんだけ送ることができるかもしれませんが、地震発生からすぐの行動は、近辺での助け合いだと思います。
余震がしばらく続くと思われるので、僕はまず、家族や保育園とご年配の方が住んでいる集合住宅に対して行動します。

募金について

こういうときに実行力があるのは、募金かもしれません。
庶民レベルでは少額をあちこちに寄付するよりかは、まとまった金額を1つの団体に寄付するのがいいと思います。
同じ1万円を寄付するならば、直接的な寄付のほうが、効率的にお金を使ってくれると思います。
各種ポイントの変換による寄付よりは、現金を直接振り込んだほうが、ロスが少ないのではないかと思います。また、団体も吟味するべきです。
結局集めたお金ですが「日本赤十字社を通じて・・・。」ならば、直接、日本赤十字社に募金すべきです。大きなお金になると、お金を動かすだけでロスが生じてしまいます。
また、悪意ある偽募金や詐欺募金も存在するようです。善意が無駄にならないためにも、団体は吟味すべきです。
ちなみに僕は、地震の際は人命優先、寄付金に限りがあるので、いつも赤十字に寄付と決めています。

節電やエネルギーについて

世界一停電しない と言われていた日本の発電設備がダメージを受けています。
日常生活に支障が出ない範囲で、節電というか減電につとめるべきです。
もし、これで余剰電力が生まれれば、食料工場やオムツ工場など現地で必要とされている生産施設がが稼働できるかもしれません。今、やるべきことは節電だと思います。
海外のメディアは「世界一訓練された国に、世界一の災害が襲った」と報道されています。
「日本だから、この程度で済んでいる」
と。ガソリンの確保に走る市民が報道されていますが、
「あなたが買い込んだモノは人命がかかっていますか?」
と、問いたい。1週間は、そのガソリンを被災地もしくは、公共交通機関や病院(自家発電の燃料)老人介護などでガソリンスタンドに並べないなど本当に困っている人に分配するためにも、元気な人は歩け! そして、食料品などは日頃から備蓄しておけ!いまから買い占め行動は、慎むべき。

生活について

地震発生から人命救助(およそ3日)から被災者救援(1週間から3ヶ月以上)復興支援(〜5年、10年以上)と時間とともに活動内容が徐々にシフトしてきます。復興支援は長期戦です。
この復興支援を支えるのは、被害を受けていない人の生活です。
電力供給の回復が最低でも2ヶ月はかかるとのことですので、節電などとのバランスが非常に難しいとは思いますが、なるべく普段の生活を取り戻すべきです。
震災ではありませんが、

「戦争に反対する唯一の手段は、各自の生活を美しくして、それに執着することである」

吉田健一氏

が思い出されます。地震復興の唯一の手段とは思いませんが、普段の生活を美しくすることは、復興支援の手段の一つなのは間違いありません。

こういった非常事態になると、第3次産業の操業に非難が集まるため、営業開始のタイミングが難しい。エンターテインメントを仕事としている人でも、誇りを持って堂々とエンターテインメントの提供をするべきである。笑いや癒し、娯楽が必要とされる時がすぐに来ます。

まとめ

効果的、実行力を重視して、なるべく最適な行動をしよう

と思います。

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コメント(11)

キミの考えはよく分かったよ。もっともだ。
と、色々書こうと思ったが、
いまは校了中なので、また後で書く…

うん。
校了がんばれ。それでお金が貰えるということは、誰かの役に立っているハズだから・・・。

こちらはほぼ無傷。日本は東西に長いのだ!西日本からいろいろ融通できないものだろうか?先の話だが、50Mhzと60Mhzを融通する変電所整備と第二東名の整備が必要な気がする。

復興支援は、長期戦だよ。
西日本は、働いて働いて稼ぎまくれ!
復興でに日本スゲー! で、世界一を目指そうゼ!


あまり大きな声で誰も言わないけど
事実上、リスクはコストとか利便性とかのバランスなんだよなぁー。
500年に1回とか1000年に1回とか言われる今回の地震
(その頻度の評価についてはちょっと疑問だけど・・・。)
に対して割くことができるコストというのも限界があるだろうし・・・。


放射能のシートベルトとか、シューベルトとかで ミリ とマイクロに
敏感になっている東日本では、50Mhzと60Mhzの融通よりも
現状の50Hzと60Hzの変電を整備して欲しいと思います。


お互い 無事でなにより、だれか東北地方いたっけ?

おっと!技術者にあるまじき失態。職業病でメガヘルツにしてしまった。何にしても個人的に協力が必要な時は言ってくれ。
東北にいる理数科メンバーは心当たりはないな。

アドベンのカケフさんが気仙沼で被災されたようです。津波直後は怪我も無く無事だったようです。建物3階から津波の後町の様子の画像をアップされていました。ただ、その後の連絡はついてません。その後報道されていた火災に巻き込まれていないか心配です。

そうか。心配だ。カケフさんばかりか被災地の方の無事とか72時間を過ぎ
奇跡を祈るばかりです。

僕は何を思えばいいんだろう
僕は何て言えばいいんだろう

けど、
僕は何があっても生きてくんだろう
ってことで、がんばろう!

こんばんわ

私は 体に障害を持っているのでボランティアで現地に入っても役に立たないだろうし、足手まといになるだけ

幸い サラリーマンではあるので給料の一部から義援金を少しと定期的にしている献血をしました

実はあるコミュニティーサイトで友達になった男子高校生といまだに連絡が取れずにいます
(高校生の自宅が 宮城の名取市に自宅があると聞いたので心配しています)

私が足にギブスをしていた時期には 毎日のように励ましの書き込みやメールをくれていたので、自分の無力さを感じてます

こんばんわ。
今は三重だったっけ?
ま、被災してない人は、被災された人のぶんまで、
これまで以上に思いっきり生きる に尽きると思うよ。


変な責任だとか、強い負い目は感じる必要ないし
誤解を恐れずに言えば、
被災地の人の処遇と自分の処遇を比べるのも
必要ない。


献血を定期的に! 素晴らしいな。
気が向いたときしかいかない僕も定期スケジュールに組み込むことにしよう。

地震の時の募金も各地の赤十字の窓口でやってるので、募金と献血が
一度にできるのでいいかもしれません。

http://www.fastretailing.com/jp/csr/news/1103141600.html
ユニクロ 支援金3億円 衣類10億円 相当 社長が10億円支援

こういうのを待っていた。まずは、規格がそろった
大量製品の投入を優先すべきだと思っています。

落ち着いたら、ユニクロ、末永く買って応援するぜ!!

ご先祖様が被災地の出身で他人事ではいられません。
父方、母方の苗字を見受ける度に心が痛みます。
特に自家用ヘリで被災地に赴き、航空法も何のそので堂々と支援活動をされていた方や、法律無視で強行着陸してでも支援活動された米軍パイロットには頭が下がり、嬉しくて涙が零れました。
年は明けても、今年も東北を応援させていただきます。

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このブログ記事について

このページは、新宿の働かない社長が2011年3月15日 10:28に書いたブログ記事です。

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