パソコンのデータが無くなると困ります。
というわけで、もしかしたら、役に立つかもしれないので、僕のバックアップ方法などをお伝えします!
大事な大事な3大原則
その1 データが、物理的に別の場所に最低2つ以上存在する状態を作る
その2 バックアップが必要なデータ と そうでないデータ を区別し、把握する
その3 ハードディスクは、消耗品なので定期的に交換する。
だと思います。
以下にそれぞれについて解説していきます。
その3ハードディスクは、消耗品なので定期的に交換する。

バックアップはHDDへ!
ハードディスクにバックアップしよう!
バックアップのメディアですが、DVDやブルーレイディスクもありますが、手軽さを考えるとハードディスクへのバックアップがベスト!!
写真などは、年度ごとにブルーレイディスクに保存するのもアリですが、時間も手間もお金もかかるため、それでもハードディスクとの併用がいいと思います。
もしも に備えるために、手間や時間が掛かりすぎると、やらなくなってしまいます。一番手軽なハードディスクにバックアップするとして、それぞれの原則について解説していきたいと思います。
半永久的に壊れない ならばいいのですが、そういうモノではありません。(そういうモノはありません!)機械に故障はつきもの です。ま、機械に限らず、万物は流転するモノですし、壊れるモノと覚悟しておくのが大事です。人は、時間の経過で成長したりしますが、機械は、使用開始直後がたいてい最も性能がよく、後は故障に向かってまっしぐら と思っておきましょう。
ハードディスクの寿命は、使用状況によるとは思いますが、一般的に2〜5年 と言われています。
ここで、安全マージンをとって1年にしておけばいいかもしれませんが、ややコスト高です。オススメは2年ですが、最低でも4年に一回は交換するようにしましょう。
これは、パソコンの内蔵ハードディスクについても言えます。もし、パソコンの内部にバックアップが必要なデータがあって4年以上使っているパソコンのHDDは交換しましょう!
その2バックアップが必要なデータ と そうでないデータ を区別し、把握する
多くの個人ユーザーの場合大事なファイルの代表例は
- 写真
- 動画
- メール
- 住所録
- 設定(メールアカウントやプロバイダ接続)
などがあると思います。
これら大事なデータが、どこにあるのか、どんな形式なのかなどを把握しておかなければバックアップもままなりません。
HDDのデータをOSも含めて全部バックアップするのもひとつの方法ですが、いずれにせよ、パソコンのどこに自分にとって大事なファイルがあるのかを把握しておくことが大事だと思います。
また、3つぐらいのクラスに分けておくといいかもしれません。
| クラス |
失った場合には? |
|
| 最重要 |
他の入手方法がないデータ |
写真や動画、作成したデータ |
| 重要 |
完全には復旧ができなかったり、有料のもの |
お気に入り、日本語入力の辞書データ、購入した音楽ファイルなど |
| 推奨 |
復旧できるが、手間がかかる |
インストールしたプログラムやプログラムの設定など |
「写真データはデジカメを接続すると自動的に保存してくれる機能を使っている」、「住所録を1年に1回しか使わない年賀状作成ソフトで管理(?)している」
などに頼っているの場合、どこに、どんな形式で保存されているか、把握できていない場合が多い気がします。
また、一般的に販売されているパソコンの場合、出荷状態に戻すことは比較的簡単です。ので、OS やプログラム類は、バックアップしなくてもよいかもしれませんが、リカバリディスクは絶対に作成しておきましょう!
大事だからもう一度言います。
リカバリディスクは絶対に作成しておきましょう!
最重要なファイルのうち、写真や動画などはファイルサイズが大きいため、、すべてをオンラインストレージにバックアップすることは、難しいですが(2012年現在)、容量が少なければ、オンラインストレージなどのWebサービスを使ったバックアップが手軽です。
例えば、WordやExcelなどの作成したデータは、Gmailで自分宛に添付で送信しておけば、手軽にバックアップをつくることができます。
アドレス帳も、Googleアカウントにエクスポートしておきましょう!
OSとかアプリケーションは、Windows Vista Business/7 Professionalに、標準装備されている「Windows complete PC」がオススメです。設定で現在使用中のPC環境をまるごとバックアップ出来ますので、HDDを入れ替えてからの再セットアップの時間が非常に短縮できます。
その1データが、物理的に別の場所に最低2つ以上存在する状態を作る
逆に言えば、1つしかデータが無い状態 というのは非常に危険です。
「同じパソコンで、デスクトップとドキュメントにそれぞれ保存しているから大丈夫かとおもっていました。」
という人が多いのですが、ダメです。厳しいようですが、大事なことなのでもう一度言います。ダメです。
ややマニアックですが、ドキュメント保存フォルダを内蔵された別のパーティションやハードディスクに設定しておく という方法もありますが、やっぱりちょっと不安が残ります。
というのは、2つ理由があります。
- パーティションで分けていても、ハードディスクが1台の場合はデータが取り出しにい故障がままある。
- ウイルスに感染した場合を考慮すると、ネットワークから分離されているほうがのぞましい。
特に最近のノートパソコンは、出荷状態でパーティションが設定されてなく、全部Cドライブに保存される場合もあるのでさらに要注意です。
また、ノートパソコンの多くは、ハードディスクは1台で構成されています。
容量も充分でない場合が多いので、ノートパソコンには外付けHDDが絶対に必要です。
デジカメの撮影データの場合は、、上級機にはメモリーカード2枚にコピーを作成しながら書き込んでくれる機能がありますが、一般的なデジカメでは、撮影した直後は、地球上に1つしかデータが存在しない状態です。撮影後には、なるべく早く別の場所にコピーを作成するべきです。
火災や地震、盗難などの被害も考慮すると地理的に離れた場所にも最重要のデータはバックアップを置いておければベストです。
バックアップの実際
じゃ、どうすればいいの? ですが、状況に応じていろいろあると思いますが、主に自分で撮影した世界にひとつしかない写真や動画(ビデオ)データについて、言及します。
数年ごとにUSB外付けHDDを2台購入して、適時それぞれにバックアップする
がいいと思います。
機材編数年ごとにUSB外付けHDDを2台購入


いまや3TBが2万円!
NASは、バックアップメディアとしてオススメしないぞ!
自動的にミラーリングしてくれるRAID機能のついたネットワーク型の外付けHDDも状況によっては良い点がありますが、コストパフォーマンス的にも、USBの外付けHDDがいいなーと実感しています。
そもそもRAIDってなんだ?っていう人は、はじめからNASは使うべき機能ではない気がしています。
NASのHDDは、特殊なフォーマットのため取り出してもWindowsでは認識できないため、復旧作業も大変です。
複数人で作業して、データ共有には便利ですが、NASは、バックアップ機材としてはカウントしないで、外付けHDDをさらに別に2台用意しましょう!
数年ごとの買い換えタイミングは、任意で決めるのが理想ですが、外付けHDDのどちらかが故障した時や容量が不足したときに買い換える、というのもアリです。 故障した際に、最重要なデータが世界にひとつしかないという超心細い状態になりますが・・・。
ただし、故障した際に1台ずつ購入していきたくなるのですが、後悔しないためには、ちょっと贅沢に同じ時期に同じ製品を2台ずつ購入するようにするのが非常に大事なポイントです。
経験的には、1台壊れたら、もう1台も間もなく故障することが多いです。また、故障しなかった方のHDD(大抵は2台目HDD)を再利用せずに保管しておくことでバックアップの長期的な世代管理を作ることができます。
運営編適時それぞれにバックアップする
主にノートパソコンをメインマシンに使用している場合を想定します。
が、デスクトップパソコンでも自分でHDDの換装をしない(わからない)方の場合は、有効な方法です。
| USB外付けHDDは、使用しない時は電源を切っておき、2台目HDDは基本的には電源オフにしておく。 |
| 頻度 |
対象 |
すること |
| 1日1回 |
パソコンHDD→1台目HDD |
重要なファイルをコピー |
| 1週間に1回 |
パソコンHDD |
パソコンHDDのウイルススキャン |
| 1週間に1回 |
1台目HDD→2台目HDD |
差分コピー |
| 1ヶ月に1回 |
パソコンHDD |
「Windows complete PC バックアップ」 |
| 容量が不足した場合のみ、パソコンHDDに保存した重要なファイルを1台目、2台目に保存されているかを確認のうえ、削除する。 |
ポイントは、使用頻度や使用状況にバラツキを設けているところです。この方法で運営すると、同時にHDDが故障するという状況がかなり少なくなります。
シミュレーションしてみると、
- パソコン内蔵HDDの故障やウイルス感染→1日分のファイルの損失
- 1台目USB外付けHDDの故障→損失なし
- 2台目USB外付けHDDの故障→損失なし
です。
運営編コピーの方法
ちょっと恐いのは、バックアップのためのコピーの作業でのヒューマンエラーです。
そして、これが気をつけていてもヒューマンエラーはかなりの頻度で起こるようです。
ポイントは、
- フォルダ名は時系列での管理を基本とする。
- フォルダ階層を深く作らない。
- 「移動」は使わずに「コピー」を使う。
- 外付けHDDについては基本「削除」は行わない。
- 1台目HDDから2台目HDDへのコピーの一方通行
- 2台目HDDから1台目HDDのコピーは基本行わない
ことです。
HDDの容量が不足した場合などで、削除や整理を行う際に誤った操作でファイルを消してしまうケースがかなりあるようです。
パソコンの容量不足ではなく、外付けHDDの容量不足の場合には、原則、HDDの新規購入をオススメします。
がどうしても、1台目のHDDで整理や削除をする際には、
- 2台目HDDにコピーを済ませておくこと、
- 作業中は2台目HDDの電源を切っておくこと
を守ることでで、誤った操作で削除してしまった場合にも、対応できます。
1台目HDDから2台目HDDへのコピーの方法
フォルダ名の時系列管理がしっかりできていれば、前回のバックアップとの差分見つけるのは容易いハズなのですが、クライアントごとにファイルを管理している場合などには、1台目HDDに追加コピーされたファイルを見つけるのはやっかいです。
そういうケースにはソフトウェアを使いましょう。
外付けUSBHDDをバックアップに使った場合の弱点として、ドライブレター(D:とかE:とかの名称)が接続する順番によって変化してしまうことがあります。
必ずバックアップ実行の前にコピー元とコピー先の設定を確認するようにしましょう。
バックアップに関して僕のポリシーは、ヒューマンエラーを極力避けるためにも
- 自分のタイミングで手動で行う
- ミラーリング(=自動同期)はバックアップにはならない
- ウイルス感染した際に被害を拡大させない
- 移動は使わず、コピーだけ
としています。
ので、外付けHDDに入っているソフトウェアは、購入の度に、操作を覚えなければならない点と、自動とかミラーリングというのは、使わないようにしています。
オススメのフリーソフトは下記の2つですが、ダウンロードページにある、取扱説明書は、かならず目を通すようにしたいものです。

「BunBackup」
BunBackup
高機能で定番なバックアップソフトです。
ミラーリングや世代管理、暗号化などの機能、Windowsに常駐して、自動的にバックアップを作成する機能などがあります。なので、高機能故に仕方ないのですが、やや設定方法が複雑です。
また、マイドキュメントやメーラーのデータなどの保存場所をあまり意識せずとも自動的にバックアップしてくれます。
実際に、オプションの設定を誤って、コピー元のファイルを削除してしまうケースもあったので、初心者には若干敷居が高いかもしれません。
最初の1回は、上級者に設定してもらうのがよいかもしれません。使いこなせれば、毎日のバックアップも簡単になります。
解説書が有料(840円)(181ページ)ですが、このページに興味を持った人なら、オススメの内容かと・・・。
ダウンロードページ
http://homepage3.nifty.com/nagatsuki/bunbackup/bunbackup.htm
使い方ページ
http://homepage3.nifty.com/nagatsuki/bunbackup/introduction/index.htm

RichCopy
RichCopy
マイクロソフト?製。
シンプルなコピーのソフトです。Vista以降のWindowsOSに標準搭載されている機能を使っているので安定性には定評があります。
また、「BunBackup」に比べれば設定の方法がわかりやすいのではないかと思います。
ダウンロードページ
http://technet.microsoft.com/ja-jp/magazine/2009.04.utilityspotlight.aspx
より、
コードのダウンロード: HoffmanUtilitySpotlight2009_04.exe (5,896 KB) をクリック