TA-DA3200ES
PS3のオーディオ性能と相性のよい高性能アンプ
むかし、BSデジタル放送関係の仕事をしていた頃に買ったオーディオシステムが「HDMI」など最新のインターフェースに対応していないため、アンプやスピーカーなどを一新しました。 まだ忙しくてほんのちょっとしか触れていないのですが、なかなかいい感じです。
このアンプの魅力は、アナログなんですが、最新のデジタルフォーマットに対応しているところ。
超簡単に言ってしまえば「TA-DA3200ES」は「PS3」と相性がよい!と言えると思います。
ちょっとマニアックになりますが、「PS3」の音声出力は設定画面を見ても分かるとおり<24bit/192kHz:8チャンネル>までサポートしています。ちなみにオーディオCDは<16bit/44.1kHz:2チャンネル>。たった5〜6万円のゲーム機と思いきや、価格が倍以上する同社のSACDプレイヤーよりも高性能といってしまってもいいかもしれません。
(シャーシがスチール製のPS3が発売されたらオーディオファンは飛びつくと思う。ここらへん、PS3の後にでるSONYのSACDプレイヤーはどうするのか興味津々です。)
将来的にも末永く使える名機
さて、この<24bit/192kHz:8チャンネル>という膨大な情報量を伝送するのに使われる接続端子の大本命はきっと今後「HDMI」だと思うのです。
BSデジタル放送や一部の高級オーディオの世界ではi.LINK(アイリンク)とかデノンリンクといったHDMIの他にも高速転送を可能にしている規格がありますが、あんまり普及しているとはいえません。また、i.LINKは、将来的にはその規格幅を超えてしまうと思います。
というわけで、このアンプ「TA-DA3200ES」はどうなのかと言うと、192kHz 8チャンネルまでのPCMをサポート。残念ながらPS3のHDMI規格1.3には対応せず1.2A。将来的にも末永く使える名機だと思います。
また、10万円未満という価格帯にもかかわらず、ビデオアップコンバータやビデオダウンコンバータが搭載されているところも将来性が高いと言えます。ビデオアップコンバータがあると、VHSビデオやら、DVDやら、なんやらかんやらとたくさんつないでもテレビへの接続はHDMIケーブル一本でOK。ちなみに株式会社アドベンプロダクツで接続されているAV機器を列挙すると
- BSデジタル 110℃CSデジタルチューナー
- D-VHS
- PS3
- Wii
- カラオケ
- アベル リンクプレーヤー
- VAIO 2台
が常時接続されていました。今後欲しいものは
- ブルーレイディスクレコーダー
- X-box
- リアプロジェクションテレビ
ぐらい?
しかしこれらの機器は基本的に来社したお客様が好きに遊んでもらってかまわないのですが、これだけの機器の操作をすべてできるのは株式会社アドベンプロダクツ広しといえども私以外にいないと自負しておりました。
しかし、「TA-DA3200ES」の導入でアンプの切り替えボタンひとつでこれらの機器を切り替えることができるようになると思います。
忙しくてテストできていませんが、ブルーレイディスクやスーパーオーディオCDで「TA-DA3200ES」をはやく試してみたいと思っています。
唯一の欠点は消費電力の多さ。これまで以上にだれも使っていないようなら、コンセントから主電源を落とさなければなりませんネ
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