エベレストは大雪のため、回線が安定せず、何度か落ちてしまいましたが、本番に強い野口隊のこと、明日はきっと大丈夫でしょう。
ところで!
大きな玉ネギの下で
「大きな玉ネギ」とは東京ドームではありません。
爆風スランプの名曲「大きな玉ネギの下で」、大きな玉ネギは東京ドームだと思っていました。妻との何気ない会話で発覚しました。
「玉ネギっぽいのは東京ドーム」 という間違った先入観のための誤解だったのですが決め手は歌詞にある
九段下の駅を降りて坂道を〜
です。…た、たしかに、九段下からドームは遠い。
「武道館の屋根の上に玉ネギみたいのが乗ってるでしょ?」
と、言われたので見てきましたが、たしかに乗っていました。金色の玉ネギ。
久しぶりに妻に完敗です。
ペンフレンドの二人の恋は どうなったんじゃー
名曲「大きな玉ネギの下で」は若い(すぎる)ペンフレンドの恋愛を謡っています。文通相手に武道館で行われるコンサートチケットを送り、初対面に期待するのですが、結局文通相手はコンサート会場に現れません。歌詞中には、なぜ、文通相手が来れなかったのかの理由は語られていません。が、ただ
ペンフレンドの二人の恋は
つのるほどに かなしくなるのが宿命
また青いインクが涙でにじむ せつなく
と綴られています。
さて、このライブの後、主人公はどうしたのでしょうか?
ライブ会場では逢えなかったけれども、文通は続けられます。とりあえず主人公は
「待ってたけど逢えなくて残念だったよ」
などと手紙を送ったと思います。
もしかしたら、文通相手から
「お腹の調子が悪くてコンサートに行けなかった。」
程度のことなのかもしれません。そしてその後はまた、楽しい文通が再開します。
しかし、そんな幸せな想像は、冒頭で紹介した歌詞とミスマッチです。
僕の結論としては、
主人公の文通相手は実は重度の日光過敏症。日光ばかりか月明かりの紫外線でも出歩くことができません。
主人公よりコンサートチケットが送られてきてすごく喜ぶのですが、あいにくその日は満月。
両親の反対を押し切って行くことを主張する彼女ですが、ちょうどコンサート当日に・・・。
な〜んて想像をしています。
昔を振り返って
事実は解からないと思っていたのですが、ネットで検索してみると、「大きな玉ネギの下で~story of ’85~」という書籍がでているではないですか!!しかも帯には「あれから20年、やっと「大きな〜」の謎が解けた!(20代女性)」の文字が!!
うーん。ロマンスのままで終わらせるか、真実を知るべきか? 0.5秒悩みましたが、Amazonで注文しました。
ところで、爆風スランプの曲は聞くたびに、中学時代の淡い青春時代に引き戻されるという人は多いと思います。思い返してみると、当時はメールなどありませんでした。文通やラブレターの全盛期だったと思います。電話で告白することはありましたが、携帯電話などはないので、好きな女の子の家に電話すると必ず親が電話口にでます。そんな淡〜い青春時代だったという人はやはり多いと思います。
緊張のあまり、好きな子のお母さんに告白してしまった失敗談をもつ人も、きっと「大きな玉ネギ=東京ドーム」と思っている人ぐらい全国にたくさんいると思います。
今日は、爆風スランプの名アルバム「ハイランダー」を聞いて寝ることにします。
余談ですが、「大きな玉ネギの下で」は収録されていません。
また、余談ですが、同アルバムに収録されている爆風スランプの廃車される青いバスへの思いを謡った「THE BLUE BUS BLUES」は僕の青春ベストランキング100に入る名曲です。
爆風スランプでブルーバスブルースが私も一番好きです。
大きな玉ねぎの下で
の本も読みましたが、結構期待していいと思います。
そう、大きなたまねぎは武道館なんだよね。
クイズダービーの問題にもなって今は亡きはらたいらさんが正解してました。
君がこのネタ、知らなかったとは意外!
先日、娘の英語の教科書に「ペンフレンド」という単語が載っていて、
意味を説明しても、なかなか理解してもらえませんでした。
娘が最終的に言ったのが、「あ、それって、メル友みたいな感じ?」。
今の世の中、文通なんて、存在しなくなったのでしょうか。
昔は雑誌の後ろのほうのページに、「ペンフレンド求む」のコーナーが
あったよなぁ。
読み終わったら、本、貸してね♪