毎年夏至の日 夜8時から10時の2時間、でんきを消してスローな夜を楽しむといううイベント「100万人のキャンドルナイト」が実施されています。
2003年から今回の2007年開催で7回目。素敵なイベントだなーと思って陰ながら賛同しています。
100万人のキャンドルナイトを自分だったら・・・。
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主旨とか、コンセプトとか実施方法とかがよく考えられていていいなーと思うんです。
詳しくは、オフィシャルサイトをみていただくとして、
同じことを僕がやるとしたら、
「100万人のヒートアイランド」
とかいって、真夏のピーク電力を下げるために、実施日は8月の真夏日の12:00から14:00。
「でんきを消して」なんて曖昧な表現をしないのでタイトルとかキャッチフレーズは
100万人のヒートアイランド我慢大会
ブレーカーを落として、暑い昼!
8月1日〜31日 12:00〜14:00
とかにします!
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ピーク電力を確実に減らせるので、原発一箇所ぐらいは減らせられます。電車も動きませんし、信号も止まります。ので、仕事はできないので昼寝でもしていてください。
この時点で、東京などの大都市のことしか考えていないし、夏至という地球共通のく宇宙の都合である点でも、「100万人のキャンドルナイト」に軍配が上がります。
また、「100万人のヒートアイランド」は我慢を強いるという点で参加しにくいですが、「100万人のキャンドルナイト」では、訴え方がやんわりで参加しやすいと思います。電気をあえて「でんき」とした点もこれを手伝っています。
もはや100万人を越えた賛同者が集まっていることにもこのイベントに学ぶべきことがたくさんあります。
ちなみに、打ち水で真夏の気温を2度下げよう という「打ち水大作戦!」というイベントのほうが、やはりヒートアイランド我慢大会よりも、賛同しやすいと思います。
でんき(電気)が消せない暮し
「電気つけっ放し!」と、よく怒られる僕ですが、この場合の電気とはたいていの場合、「灯り」です。
このときに
「ごめん。ごめん」
と言ってブレーカーで元電源から電気を切るとさらに怒られてしまいます。
余談ですが、僕は実親に
「いったい、この子は・・・。親の顔が見て見たいよ」
と怒られたことがあります。
さて、大学生の一人暮らしの頃は、冷蔵庫を使っていなかったので、外出時はまとめてブレーカーで電気を消していましたが、いまではそれはできません。
いっせいに灯りのライトダウンはできますが、家庭では冷蔵庫の電気が消せません。会社だと、冷蔵庫のほかにサーバーやらハードディスクレコーダーやらなんやらかんやらのせいで電気は完全に消せません。
ちょうど夏至だと、25度前後の水温なので、熱帯魚水槽の電源は落としやすい時期ですが、水族館などでは、電気は消せないんだろーなと思います。オール電化を導入した家でも大変かもしれません。
ますます、電気に依存する暮しになってきています。 ま、そんなことを考えるのもこのイベントの主旨のハズなので、それでいいのかもしれません。
ちなみに、我が家では、連日とも母子ともに寝てしまっていたので、意識せずとも「でんきを消して」は達成ですが、キャンドルは灯しませんでした。夢のなかで「スローな夜を」過ごしていたことを祈るばかりです。
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