「迷惑メール(スパムメール)が多くて困る」というお客様が多いので、OUTLOOK2003、Gmailを使った迷惑メール対策方法を解説します。
迷惑メール対策の仕組み
メールアカウントを以下の2つ個別のフィルタリング方法で迷惑メールを排除します。
→OUTLOOKの迷惑メール設定
→Gmailを経由してフィルタリング
効率的に迷惑メールを排除できるかと思います。2重のフィルタリングではなく、2つの別のフィルタリングをかけることで正常のメールが迷惑メールに設定され見過ごすことを防ぐことができます。 Gmailからは携帯電話のメールアドレスへ転送することができるので、携帯電話メールへパソコンのメールを転送しているユーザーにもおすすめです。
OUTLOOKの迷惑メール設定
OUTLOOKのファイルメニューから「ツール」→「オプション」を選択、「初期設定」タブから「迷惑メール」ボタンをクリックし「迷惑メールのオプション」ダイヤログを表示させます。
「オプション」タブ
迷惑メールのオプションでは 高を選ぶのがおすすめ。あまりにも正常なメールが迷惑フォルダに移動してしまう場合は必要に応じて低を選択するようにしましょう。
差出人セーフリスト

「連絡先からの電子メールも信頼する」「電子メールの送信先を自動的に[差出人セーフリスト]に追加する」にチェックをいれます。
インターナショナル

ブロックするトップドメインリスト
ブロックするエンコードリスト
外国とのメール交換をしない場合には、日本以外のドメインおよびエンコードをブロックできます。 日本語以外を禁止するとの日本語のメールしか読めなくなりますが、外国からのメールは迷惑フォルダに自動的に移動されます。外国と頻繁にメールのやり取りをしない方は、思い切って禁止してしまうのも良い手かもしれません。
OUTLOOKの仕訳ルールと通知

OUTLOOKのファイルメニューから「ツール」→「仕訳ルールと通知」を選択、仕訳ルールで以下のような仕訳ルールを作成します。
「新しい仕訳ルール」をクリックします。「新しい仕訳ルールを作成」のラジオボタンにチェックを入れ、「受信メール用に独自の仕訳ルールを作成する」を選択し「次へ」をクリックします。
「本分に特定の文字が含まれる場合」を選択します。ステップ2の特定の文字をクリックします。
正常なメールでは含まれない文字を入力します。下ネタ系の文字を入力して追加ボタンをクリックします。
- ち○こ
- ○んこ
- ちん○
などの卑猥な言葉+○の組み合わせはかなり有効なようです。仕訳ルールに引っかからない迷惑メールを受信するたびにこの文字を追加していくようにします。
「指定フォルダに移動する」を選択し、ステップ2の指定をクリックし、迷惑メールフォルダを指定します。
例外条件を設定します。以下の二つの設定がおすすめです。
本文に特定の文字が含まれる場合を除く
自分の氏名や会社名などを設定しておくと、迷惑メールの誤判定が少なくなります。
送信者がOutlook アドレス帳に登録されている場合を除く
アドレス帳に登録されているメールは迷惑メールに設定されなくなります。
Gmail(無料)に転送

googleの無料メールサービスには、優秀な迷惑メールフィルターが装備されています。操作はいたって簡単で、迷惑メールを選択し、「迷惑メールを報告」ボタンをクリックするだけです。使用開始直後はちょくちょくと迷惑メールをチェックしていけば、ほとんどの迷惑メールを排除することができます。
GmailのアカウントはOUTLOOKでも受信することができるので、おすすめです。ただし、そのまま返信すると送信メールアドレスがGmailのアドレスになってしまうので注意が必要です。
また、携帯電話のメールアドレスに転送することもできるので、メールを携帯に転送する場合には、Gmailを経由するのが賢い方法かもしれません。
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