リングストロボが欲しい。本格的なのは、ソニー製ならマクロフラッシュHVL-MT24AM(希望小売価格: 72,450円)。けど、買ってもあまり使わなさそう・・・。
けど、一回使ってみたい。というわけで、すでにもっている外部ストロボ(HVL-F58AM)を使ってリングストロボ風な写真が撮れるようなリングストロボアダプタを自作してみた。
リングフラッシュ(リングストロボ)って
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内蔵フラッシュの場合 | 外部フラッシュの場合 | ORBISというリングフラッシュアダプタを使用した場合 |
マクロ撮影用のマクロフラッシュHVL-MT24AM
SONYからはリング形状のフラッシュは発売されていない。
正面から光を当てても影がでない!?
普通にカメラの上部にあるホットシューにストロボをつないで正面から光を当てると下に影が出てしまいます。これは、フラッシュの光がレンズの光軸とずれがあるために生じます。
リングフラッシュ(リングストロボ)とかマクロフラッシュの場合、レンズの外周そばから発光するため影が生じにくくなっています。
使ってみたい機材のひとつですが、いかんせん高すぎます。
リングフラッシュ(リングストロボ)アダプタって
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orbisと言うアダプタ 定価:$199.00 USD |
レイ・フラッシュ 定価:47,250円(税込) |
外部ストロボで手軽にリングストロボ!
そこで登場するのが外部ストロボに装着して手軽にリングフラッシュを実現させようというアダプタです。
効果もそこそこあるようですが、高い!
フラッシュ本体がもう一つ買えてしまいそうなお値段です。というわけで、仕組みは簡単なので、自作してみました。
リングフラッシュ(リングストロボ)アダプタの材料
100円ショップで700円
- プラスティック製 洗面器
- プラスティック製 ボール
- アルミテープ
- ゴミ袋
すべて100円ショップで揃います。総額400円なり。
写真には実際には使わなかったコップ、レンジフード、半紙もふくめて700円(税別)の出費です。
自作リングフラッシュ(リングストロボ)アダプタのつくりかた
簡単です。
1.洗面器とボールにレンズ用の穴を空ける
使うレンズに応じて、穴の大きさを少し大きめにしておいたほうがよいと思います。
僕はホールソーを使いましたが、プラスティック製ならば、熱した缶詰の缶などで綺麗に穴を空けることができると思います。
2.フラッシュ差し込み用の穴を空ける
使うフラッシュに合わせて穴を空けます。レンズの穴を空けた状態で実際にカメラとレンズに装着して、邪魔にならない場所をマーキングしてノコギリでギコギコして空けました。
3.洗面器とボールの内面をアルミテープでふさぐ
プラスティックの色が白なのでそのままでもOK?と思いましたが、試しにフラッシュを発光してみると、ずいぶんと透過してしまっているようなので、アルミテープを内側に貼って反射効率アップ。しわなど気にせずにぺたぺた貼ります。しゃぶしゃぶ鍋のようになります。
4.ゴミ袋でふさぐ
レンズの穴以外の部分を白いゴミ袋でふさぎます。
これによって一様に光が拡散してくれるかな?と。余談ですが、白い不透明なゴミ袋はディフーズするのに膨らませて使ったりとなにかと重宝します。
自作リングフラッシュ(リングストロボ)アダプタ試写
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制作費400円にしては、なかなかの効果を発揮してくれています。ストロボを差し込んだ反対側のほうが少し光が弱いため左側に影ができていますが、値段を考えれば上出来。
しかし、しかし、外見は洗面器なので、外に持ち出すには勇気がいります。
関連サイト
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マクロレンズに装着して作例見せて
自作ってのが怪しい〜
そうそう、七五三の撮影会、ちゃんとやりましょうね。あ、覚えてる?その話。
なかなかやりますね。
これGizのネタにしていっすか!!1
勇気を振り絞って、外に持ち出してマクロレンズに装着して撮影してみました。
まーまー無影になっているのではないでしょうか?
>ryooo様
どうぞ。どうぞ。もし、必要なら、本格的なヤツ 作りますよ。効果は変わらないけれども・・・。
ふつうに使えますね。すごいな、自作。
覚えていますとも・・・。七五三の撮影を自前で済ませてしまおう という計画ですね。
既に、長女は三歳になったので、七五三の撮影をしました。
いかに子供らを飽きさせないかがポイントだということを痛感しました。
三歳になったら、予行練習として、「お化粧ごっこ」や「ファッションショーごっこ」を家で済ませておくとよいかもしれません。
外部フラッシュがないとダメですよね?
に興味がありまして、参考になりました。
その手がありましたか!!
すげえ。すげえ。
これってストロボはカメラからどうやって洗面器に接続しているの?
そこがなぞ。
ストロボとカメラは物理的には、いわゆる汎用的なストロボのプレートで接続。ストロボとの露出はα700の内蔵フラッシュとのワイヤレスフラッシュの機能を使って接続されています。