写真にハマッテイル。
夜景をキレイに撮影したいので、試行錯誤してみた。
夜景をキレイに撮影するコツ
夜景手持ちモード
高速連射して撮影した画像を合成してノイズを取り除くそうだ。すごい!
光量が少ないので、独特な工夫が必要です。
- ノイズを少なくする
- ガラスの反射を防ぐ
- ぶれないようにカメラを固定する
がコツといえば コツ。ほかにも、「空気が澄んでいる日を選ぶ」とか当たり前すぎるけど「フラッシュを焚かない」とかいろいろあるだろうけれども・・・。
ま、ソニーの新しいデジカメには「手持ち夜景モード」というふざけたすばらしいモードがあって、近い将来には、手持ちで簡単にキレイな夜景が撮れることになるでしょう!
で、そんな未来を首を長くして待つのもいいのですが、せっかく東京都に住んでいるわけだし、夜景を見たり撮ったりは好きなので、手持ちの機材プラスアルファで、キレイに夜景を撮るために努力してみようと思う。
というわけで、ノイズを少なくするために一番効果的な、「最新機種に買い換える」とか「いいレンズを買う」とかは、将来の展望にして、もっとも安価でできそうで基本中の基本な、
「ぶれないようにカメラを固定する」
「ガラスの反射を防ぐ」
をなんとかしてみよう。
夜景をキレイに撮影するコツ 2 ガラスの反射を防ぐ
その1 ジャケットでカメラごと覆ってしまう
ガラスに映り込む光を遮断すればよいので、覆ってしまえば完璧 ですが、ジャケットだと、完全密室にするのが難しいのと、なんとなくスマートじゃありません。
その2 ゴム製のフードを使ってガラス面に密着させる
完璧に反射を除くことができますが、ガラス面に対して角度がつけにくいため、好きな構図にカメラを向けるのが困難なのが弱点。
トイレのつまりを取る「スッポン」を加工して、大きなラバーフードを作ろうかと思ったけど、あまりスマートじゃないのでやめました。
その3 忍者レフ を使う
「普通の安いレフ板に穴を空けて、片面を塗りつぶせば一緒かな?」
と思ったけど、マクロ撮影の時も重宝しそうなのと、名前のネーミングが面白かったので買ってしまいました。
簡単に反射を取り除くことができます。
夜景をキレイに撮影するコツ 3 ぶれないようにカメラを固定する
基本中の基本です。
その1 三脚を使う
最もオーソドックスなプランで、応用も利く一番いい方法なのですが、展望室からの夜景撮影の場合、場所によっては三脚禁止だったりします。
自作 雲台板with吸盤
その2 雲台板with吸盤
100円ショップで、なんか使えそうなモノないかと物色して以下の材料を買いました。
- 桐のまな板
- 吸盤
で、まな板に吸盤を接着剤でくっつけて、雲台が取り付けられるようにねじをつけて完成!
意外に使える?と思いましたが、もっといいことを思いつきました。
雲台with吸盤と忍者レフ
その3 雲台with吸盤
「雲台板with吸盤」が思った以上に強力に壁面にくっつくので、
「展望室のガラス面にくっつけたらいいんじゃない?」
と思って制作。
強力な吸盤をホームセンターで物色すると、
冷蔵庫、パッケージエアコン、家具、ガラス等取手のない物の運搬用 最大吸着能力 35kg
という吸盤を見つけました。
穴を空けて、L型ステイにネジ止めして雲台を取り付けて完成!
がっちり固定できます。
展望台で使う以外にも、車のボンネットに取り付けて(走行中はやめましょう!)とか、とにかく平らな面があればいいので、応用ができそうです。
展望台での撮影はほかのお客さんにも考慮しよう
いずれにせよ、展望台での撮影で三脚が禁止になっているのは、
「長時間、占拠しないで、みんなで仲良く夜景を楽しみましょう!」
という趣旨だと思うので、本当はじっくり撮影したくとも、スマートに短時間に撮影を終えねばならなりません。そういった意味では、ソニーの手持ち夜景モード っていいなー と思います。
忍者レフ、ここから買おうと思ったらリンクが三脚になってますね。残念。
失礼しました。修正しました。
もう買ってしまったでしょうか?
忍者レフ なかなか使い勝手イイと思います。
ちなみに、自作の雲台with吸盤 がすごく秀逸です。
ケンコー バキュームマウントグリッパーII 雲台付
(定価22050円)というのもありますが、雲台があれば、およそ2000円(吸盤980円 L型ステイとかネジとか1000円)なのに、既製品よりがっちり固定できます。